【ボランティア活動報告】第37回 心を繋ぐ福祉マラソン大会

心をつなげる福祉マラソン大会

小春日和の中、2月16日(日)に「心をつなげる福祉マラソン大会」が開催されました。
「心をつなげる福祉マラソン大会」は、知的発達障害のある方を対象としたマラソン大会です。今年は日本全国から約200名のランナーが集まり、10年ぶりに皇居外周コースで実施されました

無理なく、ゆっくりマイペースで!」を合言葉に、誰もが安心して参加できる場を提供することを目的としています。エントリー部門は、10㎞の部、5㎞の部(ハイペース)、5㎞の部(男子)、5㎞の部(女子)など自分にあった部門でチャレンジができます。

当日は、2月としては暖かい15℃と絶好のマラソン日和となり、参加者はそれぞれのペースで完走を目指しました。日頃から施設での活動や自主トレーニングに励んできたランナーの皆さん、その成果を発揮しながら挑戦し、大きな怪我もなく全員が無事完走できました。

障がい者マラソン大会

伴走者の方もランナーと一緒に走ります。みんな自分のペースで頑張っています!

つながるメダルプロジェクト 〜想いをつなぐ記念メダル〜

今回の大会では、「つながるメダルプロジェクト」の活動として、約60個のメダルを寄付させていただきました。ランナーの皆さんにとって、このメダルは完走の証であると同時に、多くの人の想いが込められた特別なものとなりました。

できるだけ多くの方へメダルを寄付したいので、上位入賞の方はもちろんですが、今回は特別に、10位ピッタリ、20位ピッタリなどのピッタリ賞、今大会のTシャツやプログラムを書いてくれた方へのデザイン賞などユニークな賞も新設され、たくさんのメダルをご寄付させていただきました。

つながるメダルプロジェクト

参加パンフレットには「つながるメダルプロジェクト」の活動の様子が書かれています。

リサイクルメダルの作業風景

今回の大会では、全国の皆様から、多くのメダルのご寄付をいただきました。これらのメダルは、一つ一つ丁寧に磨き上げられ、新しい命を吹き込まれます。つながるメダルの製作風景を少しだけご紹介します。

メダルの洗浄~磨き


まずは、皆さまからご寄付いただきたメダルをパーツごとに分解し1つ1つ綺麗に洗浄します。いろんなカタチのメダルがありますね。よく見ると有名な大会で優勝された方のメダルもあります。専用の磨き剤で丁寧に磨き上げます。輝きを取り戻す瞬間はとても感動的です。

裏面へ大会文言の刻印


社内にあるレーザー彫刻機で大会名や完走の証を刻印し、唯一無二の記念メダルに仕上げます。クオリティや作業工程は実際に販売されているメダルと同じです。

新しいリボンの取り付け


最後に、新しいリボンを取り付けて、記念メダルが完成しました!新しくなったメダルが、ランナーの皆さんの手に渡ります。ランナー、運営、応援など、みんなの頑張りを見ると障害者スポーツの発展や期待を感じます。

つながるメダルプロジェクト 〜メダル寄付のお願い〜

事業内容

かつての栄光や努力が込められた金メダル、その輝きは勇気と感動の証。引き出しや倉庫で眠っていませんか?私たちはこれらの金メダルに新たな命を吹き込み、子供たちに希望と勇気を贈ります。

私たちのもとには、年間1000個を超える金メダルが送られてきます。マラソン、サッカー、野球、剣道など種目も様々です。私たちはその一つ一つをを丁寧に磨き上げ、刻印やリボンを新しいものに交換しリニューアルしたあと、それぞれのメダルに合った大会や施設へ寄付をします。金メダルでなくても、銀メダルや銅メダルでも構いません。どのメダルにも、それぞれのストーリーと価値が詰まっています。あなたが大切にしてきたメダルが、子供たちの手に渡り、彼らの心に新しい物語を刻むことになります。

あなたの一歩が、子供たちの未来を輝かせる大きな力になります。一つの金メダルが一つの物語を語り、一つの希望を伝えることができます。私たちはその希望を子供たちに届け続けます。

この活動の趣旨にご理解とご賛同をいただき、ぜひ未来の子供たちのために金メダルのご寄付をお願いいたします。あなたの金メダルが、彼らの挑戦する勇気と成功の喜びを育みます。共に感動の輪を広げ、明るい未来を築きましょう。

つながるメダルプロジェクト詳しくはこちらをご覧ください。

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